集客できないエステサロン・個人サロンの原因と解決策
2025年04月17日
エステサロンや個人サロンでうまく集客できないという声が非常に多いですね。
これには原因があり、それを払拭すれば比較的楽に集客できるようになるので、ぜひ参考にしてください。
ここでは主にWeb集客の説明を行なっております。
ターゲットの絞り込みが甘い
集客できないサロンの特徴として一番多いのが「ターゲットの絞り込みが甘い」ということです。
よく聞くターゲットは「30代の女性」や「40代の女性」といった大まかな絞り込み方です。
基本は間違えていないのですが、今の時代はこれではダメなのです。
特にWeb集客の場合はもっと細かく絞り込む必要があるのです。
例えば30代の女性をターゲットとする場合、その方の「職業」や「悩んでいること」など細分化する必要があるのです。
「30代で仕事はサービス業、足の浮腫みや肌の乾燥で悩んでいる」
といったような絞り込みです。
まずはこのターゲットになる層をたくさん書き出してみましょう!
サービスや商品の売り込みがメインになっている
ホームページや美容ポータルサイトのどちらも自社のサービスや扱っている商品の説明、売り込みがメインになっているお店が多く、これでは集客に結びつきにくいのです。
ではどうすれば良いか?
上記のターゲットの絞り込みとも関係しますが、まずはお客様が悩んでいること、困っていること、改善したいことの内容のコンテンツをたくさん増やすのです。
これを行うことでお客様は自分自身に置き換えて、「想像する」のです。
興味を持ってもらい、改善策を提案するようなコンテンツにすることで、「問い合わせてみよう」、「一回行ってみよう」という感情になってもらうことが大事になります。
特にWebサイト上ではサービスを売るのではなく、信頼を売る(得る)ことがとても重要で、そのためには「サービスの内容」ではなく、「ここに行ったら良くなるかな」と「想像」してもらう必要があるのです。
美容ポータルやSNSオンリーでの集客はNG
エステサロンや個人サロンの場合、ホットペッパービューティーや楽天ビューティーでの宣伝を行うのが当たり前と思っているオーナー様も多いかと思います。
間違いではないのですが、上記のような「信頼を得る」にはこれでは足りないのです。
美容ポータルのデメリットは「オリジナリティを出せない」ことや「独自のコンテンツを掲載できない」といったところです。
これでは他店の差別化も難しく、価格競争などにもなりやすいです。
上記なお客様への有益な情報を掲載することもできません。
SNSの場合も掲載頻度を増やしたり、投稿し続ける必要もありSNSだけでは信頼を得るまでには至らないケースが多いのが現状です。
SNSを活用する場合はあくまでも「お店を知ってもらうキッカケ」といして活用して、本質的な部分は必ず自社サイトで知ってもらうことが大事になります。
また、このような美容ポータル、SNSは「プラットホーム」というもので、急な仕様の変更やシステムダウンになった場合、自社での対応が難しくリスクもあるということを頭に入れて利用する必要もあります。
エステサロン・個人サロン集客の理想系
上記のような理由で集客ができないお店がたくさんあります。
これを改善するには以下のような仕組みがおすすめです。
必ず自社サイトを中心に考える
必ずオリジナルの自社サイトでの集客をメインと考えてください。
コンテンツもサービスや商品の説明、売り込みではなくお客様の悩みを解決する内容で。
またホームページを制作する際も自社で行うのではなく、プロの制作会社やWebクリエーターに依頼してください。出来ればマーケティングの知識があるところが望ましいです。
デザイン面は凝り凝りすぎず、見やすさや操作のしやすさを重視してください。
美容ポータルやSNSは補助的に活用する
美容ポータルやSNSを使うのもアリですが、これを集客の軸して活用するのではなく、あくまでも補助的に活用するのがおすすめです。
例えが変ですが、
自社サイト:メインの食事
ポータル・SNS:サプリメント
といった感じです(笑)
