食べログやぐるなびでの集客の問題点と他の方法
2025年03月23日
飲食店の集客というと食べログやぐるなびといった「グルメポータルサイト」を活用するのが思い浮かぶと思います。
しかし、昨今の飲食店の集客はこのようなグルメポータルに掲載しても簡単にはお客さんが増えるケースは減ってきています。
そこでグルメポータルのみでの集客の問題点や、他の集客方法を解説しますので参考にしてください。
食べログやぐるなびでの集客するメリット
新規のお客さんの獲得
グルメポータルに掲載することで、自店のことを知らないお客様の目に触れるケースが増えることになります。
そこで興味を持ってもらえれば来店に繋がる場合もあります。
予約システムの利用
ぐるなびなどはオンラインの予約システムも利用できるため、お客様は比較的簡単に予約を入れることができるため、予約数の増加も望めます。
クーポンの発行
様々なクーポンを簡単に発行することが可能なためお客様にアピールもできます。
食べログやぐるなびを利用する際のデメリット
グルメポータルの利用はメリットだけではなく、デメリットもあります。
ランニングコスト
掲載料はもちろんですが予約の際の手数料なども発生します。
掲載料は様々なプランがあり露出を増やすには高いプランを利用しなければならないので、コストもそれなりにかかってきます。
大手なら問題ないかもしれませんが、個人店には非常にリスクが高くなります。
リピーターを獲得しづらい
特にクーポン利用のお客様の場合、リピーターになりにくい傾向があると言われています。
というのは、このようなお客様はクーポン目当てでお店を探す傾向が強く、お店のコンセプトなどを理解せずに利用して、また次は違うお店を探すことが多いのです。
オリジナリティを出せない
ぐるなびや食べログ、他のグルメポータルサイトの場合、決まった雛形を使用してページを作成するようになるため、独自のデザインで構築した独自のコンテンツを加えることができないため、「お店のコンセプト」を軸としたオリジナリティを打ち出すことが困難になります。というかできません。
商売の基本は「コンセプト」になりますので、これを打ち出せないのは大きなデメリットとなります。
口コミの問題
口コミや評価は高ければいいものですが、そうではないケースももちろんあり、お客様によっては酷い投稿を行う場合もあるため、それなりのリスクも伴います。
基本的にはよほどの誹謗中傷ではない限り口コミは削除されません。
ぐるなび食べログなどのグルメポータル以外の集客方法
自社サイト
自社のオリジナルサイトを制作・運営するのが基本となります。
コンセプトをしっかり打ち出し、オリジナリティを出すことも出来ます。
また、ターゲットを細かく絞り効率的な集客も可能です。
ランニングコストも実はグルメポータルより抑えることが可能なのです。
MEO（GoogleMAP）を活用
GoogleMAPに自店も表示するようにすれば、そこからの問い合わせや予約に繋げることも可能です。
ある程度知識と技術が必要ですが、これと自社サイトを連携するのもおすすめです。
SNSの活用
インスタグラムを初めとしたSNSの活用も効果的です。
投稿の手間はかかりますが、コストを抑えて宣伝、集客が可能です。
特に個人店ではグルメポータルより効果を上げやすいのが特徴ですね。
但し、注意点としてはSNSオンリーの集客には限界あるため、必ず自社サイトやGoogleMAPとあわせて活用するようにしましょう。
開業時と運営年数によって活用方法を変えていきましょう
グルメポータルはお店を知ってもらうにはいいツールの一つですが、だからといってそのままの状態で何年も利用するのはおすすめしません。
お客様の動向や売上状況によって活用の方法を変えたり、止めたりすることも必要です。
大まかには以下の流れがおすすめです。
- 開業時にはぐるなび、食べログに掲載してお店を知ってもらう。
- これと同時に自社サイトも立ち上げて時間をかけてコンテンツを充実させ、コンセプトを理解するお客様を徐々に増やす。
- GoogleMAPやSNSも活用して自社サイトへの流入を増やす。
- 最終的にグルメポータルの掲載は終了させて、ランニングコストを抑える
まとめ
食べログやぐるなびといったポータルサイトは便利でいいものですが、あくまでも「プラットフォーム」なため自社オリジナルのものではありません。
やはり最終的には自社サイトを中心と集客が強く、安定したお客様の確保が可能となりますので、時間はかかりますが、このスタイルがおすすめです。
飲食店のWeb集客やサイト制作に関してのお問い合わせは随時承っておりますので、Infinityまでお気軽にお問い合わせください。
